ウェブログを長時間いじくっていたら目が疲れてきたので、ブルーライトでダメージを受けた目に効果があるという目薬、参天製薬の「サンテ PC 12mL」を購入してみた。
デジタル感溢れたカラフルなデザインのパッケージは現代っ子からレトロゲーおじさんまで、幅広い世代に手に取ってもらえそう。
ドラッグストアではしばしばロート製薬の「ロートデジアイ」が隣り合わせに置いてあるが、ロートデジアイはパッケージが初音ミクとなっており、レジに運ぶには少々勇気が必要だった。
開封してみる
サンテ PC の箱は上部裏面のキリトリ線がプリントされたあたりを親指でグイッと押し込むことで簡単に開封できる。
箱の中には目薬本体、目薬ケース、説明書が入っており、使用期限は箱と本体の両方にプリントされているところに優しさを感じる。
ちなみにロートデジアイは本体に使用期限がプリントされていないので、箱を捨ててしまうと数週間後には「まだ大丈夫かな?」と不安になる。
今回、購入したサンテ PC は使用期限が 2021 年 3 月となっており、結構長く使えるんだなと思ったが、説明書には「使用期限内であっても、開封後はできるだけ速やかに使用してください」と書かれており、速やかってどれぐらいかしらと不安になる。
鑑賞してみる
サンテ PC の本体はイチゴ味のキャンディのような可愛らしいデザインとなっており、小さなお子様は誤って食べたり飲んだりしてしまいそうなので注意が必要だ。
大きなおじさんは職場などで使用すると同僚にちょっと可愛い一面を見られてしまうことになるので注意が必要だ。
なんでこんな色なのだろうと疑問に思ったが、使用してみたところ目薬の液体自体が赤色だった。
いずれにせよ、このキュートなデザインは好みが分かれるところだろう。
ケースのデザインは参天製薬のブランドロゴで描かれた連続模様だが、行間と文字幅のバランスが素晴らしい。
裏側にはプラスチックのリサイクル識別表示マークとともに「PE」と記載されており、素材はポリエチレンであることがわかる。
ポリエチレンは強度、防水性、耐候性、耐薬品性に優れているので使わないときはなるべくケースに入れよう。
それでも捨てる場合は、資源有効利用促進法に従って分別してリサイクルへ。
ケースは本体がピッタリ収まるサイズで、出し入れしづらいということはなく、必要なときにスッと取り出してサッとしまえるようになっている。
本体をケースに入れてみたところ、赤とピンクと白半透明が組み合わさることによって、ちょっと男性が持っていてはイケナイ感じの色合いとなった。
比較してみる
サンテ PC とロートデジアイ、どちらもパソコンやスマホによる目の疲れに有効な目薬ということだが、どのような違いがあるのだろうか。
製品のデータによると「清涼感度」という 5 段階の項目があり、サンテ PC は【3】、ロートデジアイは【2】となっているが、メーカーが異なるので数値では比較できないため、実際に左目にロートデジアイ、右目にサンテ PC を点眼してみた。
ロートデジアイは刺激はなく普通の目薬といった感じだが、サンテ PC は「キターッ!」と織田裕二さんのセリフを言ってしまいそうになる爽快感があり、これは小さなお子様や目薬が苦手な人にはちょっと刺激が強すぎるかもと思ってしまった。
サンテ PC の説明書によると、一般用眼科用薬製造販売承認基準の最大濃度のビタミン B12、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ビタミン B6 が含まれているとのことなので、これらがその刺激になっているのか?
個人的な感覚ではロートデジアイが清涼感度【2】ならサンテ PC は【5】ぐらいの刺激に思えたが、メーカー基準ではこれが【3】なわけだから、織田裕二さんの清涼感度【5】なサンテ FX は「キターッ!」を超えて「目がぁ~!」ぐらいじゃね?
まとめてみる
サンテ PC の製品サイトには、成分とその分量だけでなく、それらのはたらきまで丁寧に記載されており、一般ユーザへの配慮がされている。
ロートデジアイはスマホで専用アプリをダウンロードして、目薬の箱をカメラで撮影すると箱の上で初音ミクが踊るという、一部の人向けの配慮がされており、目薬で癒した目を再びデジタルで痛めさせるシステム。
さて、その効果はどうなのか?
結論
そんなの左目と右目に別々の目薬を点眼しただけで違いがわかるわけがない。