オーディオテクニカ ダイナミック型マイクロホン「AT-K44」を修理しようとする

オーディオテクニカ ダイナミック型マイクロホン「AT-K44」を修理しようとする

買い物のついでに立ち寄ったリサイクルショップで、オーディオテクニカのダイナミック型マイクロホン「AT-K44」が 300 円だった。

もちろんマイクなんて必要ないわけだが、見た目の綺麗さと価格の安さと、ここはジャンク屋さんではなくリサイクルショップなんだという安心感からつい手を出してしまった。

帰宅してから、綺麗なマイクだなぁと眺めつつ、除菌と清掃をしてピカピカにする。

オーディオインターフェイスに接続!

ブーン。

なるほど、内部で断線してるのかな?

直してみる

とりあえず分解してみよう。マイクの下部は、接続部をくるくる回転させると簡単に取り外すことができた。

修理してみる 1

やはり断線していたようだ。これをはんだ付けしてやれば簡単に直りそうだ。しかし、300 円も払ったのだからもう少し楽しませてくれよ!

などと思ったのがイケなかった。

ブーン。

おや?きちんとはんだ付けしたはずだが、ブーンがおさまっていない。

修理してみる 2

マイクの上部は丸いところをくるくる回転させてやればすぐに取り外すことができるが、スイッチの部分は ON・OFF と書かれたプレートの隙間につまようじなどを入れてゆっくりと持ち上げ、その下にあるネジを外す必要がある。

さらに分解して、テスターで断線の有無を確認してみた。

修理してみる 3

ルーペを使ってようやく原因が判明。マイクユニットの内部、コイルの細い配線の付け根が断線していた。しかし、顕微鏡でも使わないとあんな細い線を結合できる気がしないわけ。

ルーペとピンセットで断線した部分をちょっと引っ張ってみたらブチッと切れてトドメが刺さってしまった。

ダンボーる

ダンボールに入れてそっと閉じる作業。

ダンボーる

もう、ダンボーるっていう動詞でいいよね。

結論

リサイクルショップだからと言って安心したらダメ。

関連する記事

フォローする