SONY の CD ラジオカセット CFD-25 を修理する

SONY の CD ラジオカセット CFD-25 を修理する

最近、ゴミのようなオブジェクトを掃除して綺麗にする遊びにとてもはまっている。

ジャンク屋さんで投げ売りされているようなポンコツ機器が当時の輝きを取り戻すという過程に喜びを感じてしまうのだ。

今回は遠くのジャンク屋さんで購入したソニーのラジカセ、お値段 100 円。

レジで店員さんに「これ、たぶん動きませんよ?」と言われたが、ジャンク屋さんでこういうセリフを言われるときは本当にウンともスンとも言わないことが多い。たぶん動作チェックしてウンスンだったから 100 円なんだろうね。

帰宅して電源ケーブルをつなぎ動作確認するも、案の定、ウンともスンとも言わない。

ラジカセって結構デカくて場所を取るし、簡単に捨てられないので 100 円でも動かなかったときは予想以上にダメージがある。

分解してみる

電源ケーブルを普通につないだだけだとウンともスンとも言わないが、力の限りグイッと押し込みつつ電源ボタンを押したら一瞬だけ電源ランプが光ったので電源部分の接触不良を疑ってみる。

100V に直結なので注意を払いつつ、電源部分のハンダ付けをいくつか修正してみたが反応なし。

テスターだと通電しているように見えるんだけどなぁ。

結局、電源部分の基盤のすべてのハンダを盛り直したら電源が入るようになった。

試しに CD を再生してみたところ無事再生できたしラジオも普通に聴けるのだが、カセットテープ部分は動作せず。

カセットテープ部分を修理する

カセットテープ部分の故障はゴムベルトの劣化によるものが多いが、CFD-25 はカセットテープ部分にゴムベルトが 2 本も使用されており、2 本とも劣化して溶けてしまっていた。

カセットテープ部分のゴムベルトは千石電商などで取り扱われているが、100 円のラジカセに 100 円以上の修理費をかけたくないので輪ゴムで代用。

2 本のゴムベルトは原型がないほどに溶けてしまっていたので詳細はわからないが、2 本それぞれサイズが異なっているようだ。

面倒くさいので、同じサイズの輪ゴムで適当に修復。

100 円ショップの普通の輪ゴムで代用したが、無事カセットテープも再生できるようになった。

ノスタルジアドライブ!

修理が完了した 100 円ラジカセで 90 年代の CD を再生してみた。

その音はまさに中学生のころに聴いていたあの音。我が家に初めて CD プレイヤーが来たあのときの感動。ノスタルジアドライブ!

しかし、ネジが 1 本あまった。

普段はネジを外すときに場所がわかるように紙の上などに並べておくのだけれど、100 円のラジカセということで油断してたらこのザマだよ。

もう一度分解して調べてみたが、この 1 本のネジの刺さる場所は見当たらなかった。

100 円だし、まぁ、いっか。

追記

数日後、ラジオボタンを押しても反応がなくなった。どうやらこの機体は全体的にハンダ付けが甘いようで、気合を入れてあらゆる個所のハンダを盛り直したら修正できた。

久しぶりに聴く深夜の FM ラジオは哀愁があって泣けてくる。

あと、ゴムベルトを輪ゴムで代用しているが、CD からカセットテープに録音してみたところ、カセットテープの再生音が若干ヘロヘロ気味なんだよなぁ。

ゴムシートをコンパスカッターで 1mm 幅ぐらいに切ってゴムベルトを自作できるらしいので今度挑戦してみようかな。

100 円でこれだけ遊べれば十分か。

カセットテープ部分のゴムベルトを交換する

さらに数日後、やっぱりカセットテープの再生音がヘロヘロ気味なのが気になってきたので、ゴムベルトの代わりになりそうなものを探してみた。

カセットテープ部分のゴムベルトを交換する 1

そしてセリアで見つけたモノクロ輪ゴムという商品。

白と黒の 2 色の輪ゴムで、サイズは No.16 と No.18 が用意されているが、今回は No.16 を選択。結局、輪ゴム。

でもね…

カセットテープ部分のゴムベルトを交換する 2

見た目がゴムベルトとそっくりなの。

わーい、100 円でゴムベルトが大量だ!これがゴムベルトの代わりになれば、壊れたカセットデッキやウォークマンを修理し放題だ。

ゴムベルトに使えなくても、黒い輪ゴムはコードを束ねたりするときに使うと普通の輪ゴムより美しいから良いね。

カセットテープ部分のゴムベルトを交換する 3

普通の輪ゴムを黒い輪ゴムに交換し、以前は雑な修理だったので輪ゴムがねじれていたが、今回はねじれないよう注意を払う。

黒い輪ゴムを取り付けたところ、完全にゴムベルトと見た目は同じになった。

ゴムベルトは黒い輪ゴムで代用できたのか?

再生、巻戻し、早送りは正常に動作するし録音も成功。ヘロヘロ気味だった再生音はずいぶん改善された。高音域を注意深く聴くとちょっとだけヘロってる気はするが、これぐらいなら十分に実用的なレベル。

普通の色の輪ゴムは表面がちょっと粉っぽくてサラサラしていたので、黒い輪ゴムのほうが吸着感が良いということは考えられるけど、まぁ、輪ゴムの色は関係ないだろうね。

取り付けるときに輪ゴムがねじれないように気を付けたのが効果的だったんだろう。

結論

輪ゴムって便利だね。

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